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THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)は、日本の総合格闘技大会。前田日明がプロデューサーを勤めるアマチュアとセミプロの大会。主催はリングス。 いわゆる「不良」などの若者に格闘技を通じた更生の道を用意し、優秀な選手をメジャーな格闘技団体を含めた大会にプロデビューさせることを目標にしている〔OUTSIDER 3.30 ディファ:前田日明、総合版あしたのジョー始動 BoutReview 2008年2月16日〕。 「不良達ヨ、覚醒セヨ」というキャッチフレーズで不良同士が試合をするというコンセプトであるが出場資格が「16歳から35歳まで、プロでの試合経験が3試合以下の者」とされたため、不良にあたらない選手も多数出場している。 == 歴史 == 2008年3月30日の第1回大会では、全22試合が組まれた〔「THE OUTSIDER」対戦カード1 RINGS公式サイト 2008年3月30日〕。“アウトローのカリスマ”こと瓜田純士や与国秀行などが出場し、話題を呼んだ。入場ゲートに金属探知機が用意され、エンセン井上や村上和成などが警備を務める厳戒態勢の中、超満員札止め1,521人の観客を集めた。 第1試合の黒石高大と秋山翼の判定に不服だった黒石サイドがリング上に詰め寄り一触即発の事態となったがエンセンや村上らが仲裁に入り事態は収まった。後に前田日明は黒石サイドの行動に対し、行為そのものについては批判しながらも、仲間を大事にする気持ちそのものについては賞賛し(格闘技通信、週刊プレイボーイ他、複数の雑誌より)、黒石は第一回大会のファイティングスピリット賞を受賞した。なお、その後黒石の応援団は第2回大会でも乱闘騒ぎを起こしている(結果は黒石の開始2秒KO負け)。 2009年3月15日の第5回大会では両国国技館で開催。これは、映画「クローズZERO II」とのコラボレーション興行「THE OUTSIDER SPECIAL」として開催された。 2009年10月11日の第8戦より「65-70kgトーナメント」が開幕し、12月13日の第9戦で吉永啓之輔が優勝を果たした。 2010年6月20日に行われた第12戦では、試合後の乱闘が3度も発生する事態になった。これについて、前田は3度目の乱闘の際「お前らいい年こいて恥ずかしくないんか!」とセコンド陣を一喝した。 2010年、吉永啓之輔とプロ契約をかわし〔東京スポーツ 2010年9月16日〕、10月11日に行なわれた第13戦のメインイベントがプロデビュー戦となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「THE OUTSIDER」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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